■ ID | 364 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 高速溶媒抽出(ASE)法によるダイオキシン類迅速抽出法の検討(その1)−土壌試料の抽出効率についての検討 |
■ 著者 | 大高広明
環境省環境研修センター 石渡康尊 千葉県環境研究センター 西岡信浩 香川県環境研究センター 王効挙 埼玉県環境科学国際センター 梅津令士 鞄津テクノリサーチ |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第11回環境化学討論会、平成14年6月4日 |
■ 抄録・要旨 | 土壌中のダイオキシン類分析について、ソックスレー抽出法が公定法とされているが、高速溶媒抽出装置を用いる抽出法(ASE法)が、処理時間の短縮化等の理由で注目されている。 本研究は、幾つかの土性の異なる土壌試料について、数種の抽出方法によるダイオキシン類分析を行い、抽出効率の比較検討を行った。
その結果、以下のことが得られた。
@ASE法は、公定的なソックスレー法と同等、もしくはそれ以 上の抽出効率を持つ。
A一般的な環境土壌については、トルエン-ASE法よりもアセ トン-ASE法の方が高い定量値が得られる傾向がある。
B焼却灰を含む土壌試料については、アセトンASEによる抽 出効率はかなり低い。 |
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